ベンゾイン
血液循環を促進し、身体を温める精油、傷の手入にも優れる、南の国の甘い香り
特徴
エゴノキ科の樹木で、日本にもその仲間が数種自生しています。樹皮を傷つけるとよい香りの樹脂がにじみ出て、空気に触れると固まります。フランキンセンス(乳香)などと共に古くから宗教儀式などで薫香として用いられてきた歴史をもちます。ベンゾインのユニークな使い方としてストレスを感じたときに甘い香りで気持ちを鎮め、ストレスによるやけ食いや無駄食いを防ぐ方法などがあり、ダイエットにも応用されています。
科名 | エゴノキ科 |
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抽出部位 | 樹脂 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法、有機溶剤法 |
心へのはたらき | 精神を鎮静させる作用があり、心を落ち着かせます。心が晴れない思い気分の時に気分を楽にしてくれるでしょう。 |
体へのはたらき | 強心、膵臓強壮作用があり、血液循環を促進し身体を温めます。呼吸器、生殖器のトラブルに役立ちます。関節炎などの痛みをやわらげる働きがあります。駆風、利尿、鎮痙作用があります。デオトラント作用があります。 |
肌へのはたらき | 傷を治す作用があります(あかぎれ、しもやけ、乾燥肌、吹き出物、潰瘍)。抗炎、消毒作用があります(皮膚炎、かゆみ、腫脹)。 |
注意事項 | 集中する時は使用を避けた方がよいでしょう。 |
ブレンドファクター | (B・F1) |
ベンゾインを使ったアロマのレシピ
色々
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