冷浸法ともいわれ、牛脂(ヘット)や豚脂(ラード)などの油に植物の芳香成分を吸着させて精油を採る方法です。脂を塗ったガラス板に花を敷き詰め、数日おきに何度も新しい花と交換して 脂が芳香成分を吸収できなくなるまで続けます。吸収した脂をポマードと呼びアルコールと混ぜ最後にポマードから脂を除去します。この方法で取れた精油をアブソリュートと呼び水蒸気蒸留法で採れた精油と区別しています。