この2枚の写真、どちらも私です・・・
別人みたいでしょう(^ ^)

左は2011年4月に撮ったもの、右は2013年8月に撮ったものです。
どちらがスッキリ見えますか?
左の写真を撮った一ヶ月後の2011年5月に集団健診で、胸部レントゲン再検査と言われ、その一年後、肺がんと診断されました。
左の写真は、手術と抗がん剤治療を終えた半年後の写真です。

ガンという病気は、怖くて悪いものだというイメージがあると思います、私もそうでした。
確かにガンになって、痛みや苦しみ、不安、恐怖を体験しました。
でも、左の写真の頃、まだガンと診断されてなかった時、私のカラダやココロは相当悲鳴をあげていたんだと思います、自分の体が、痛みや苦しみを受け取り喘いでいたことに私は全く気づいてあげていませんでした。
実際にガンになって、その痛みや苦しみをようやく体感できたんです。
それくらい、私の意識や感覚は鈍っていたのです・・・

その時は分かりませんでしたが、今振り返ると、ガンのおかげで私は自分のカラダやココロの状態と初めて向き合うことができたんだなあと思います。
そして、この体験をきっかけに、私の中でガンが悪いものだという認識が少しずつ薄れていきました。