イランイラン
副交感神経を優位にさせる作用と南国のゆったりした雰囲気を感じさせる香り
特徴
モルッカ諸島など熱帯アジア原産の芳香植物で、高さが20mほどに達し光沢のある葉とオレンジ~黄色の舌のように細長い花をつけます。イランイランという名前の由来はマレー語で「花の中の花」を意味するAlang Ilangを語源とし、ジャスミンにも似た濃厚で甘いフローラル調の香りを発することから古くから香水原料として用いられてきました。
科名 | バンレイシ科 |
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抽出部位 | 花 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
心へのはたらき |
高ぶった気持ちを抑え、リラックスさせます。喜びの感情を与えます。催淫作用があります。 落ち込み、怒り、緊張、不安、神経過敏、うつ、自信のなさ、不眠、イライラ、頑固さなど。 |
体へのはたらき |
鎮静させる働きがあります。ホルモンバランスをとる働きがあります。子宮強壮、乳母引き締め、冷感症、インポテンツ。殺菌消毒作用があります(腸内感染)。 月経痛、月経不順、筋肉痛、こむらがえりなど。 |
肌へのはたらき |
皮脂のバランスをとります。(乾性肌~脂性肌の全ての タイプ) 刺激し強壮します。(抜け毛、育毛) |
注意事項 | 集中したい時は使用を避けましょう。敏感肌の方はアレルギーテストをしてから用いましょう。高濃度、長時間の使用は吐き気や頭痛を起こすことがあります(低血圧の人は特に気をつけましょう。) |
ブレンドファクター | (B・F4) |
イランイランを使ったアロマのレシピ
イライラする時に
イライラの原因にストレスやPMS(月経前症候群)があります。
気分をリラックスさせ、ホルモンバランスを整えてみましょう。
ブレンドオイルを作ってみましょう。
レシピ
- イランイラン5滴
- ベンゾイン2滴
- ローズウッド10滴
- プチグレン5滴
- レモングラス2滴
- ベチバー1滴
これらの精油を混ぜ、お部屋やお出かけの時にいろんな芳香浴を楽しんでみましょう。
- オイルポットにたらして芳香浴。
- ハンカチやティッシュにたらして芳香浴。
※ご自身での活用のみでお願い致します。
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