カモミール・ローマン
鎮痙・鎮静作用が優しい自分をとり戻してくれる精油、保湿作用もお肌に嬉しい
特徴
ローマンカモミールはジャーマンカモミールとは属が異なり、外観上も、花が多く大きいのが特徴です。草丈３０ｃｍほどの多年草です。ジャーマンカモミールの精油は青色をしていますがローマンカモミールの精油はアズレン類の含有量は少ないため色はついていません。ティーには苦味がありますが、精油は甘いリンゴの香りがし、古代ギリシャ人は「大地のリンゴ」と呼んだそうです。
| 科名 | キク科 |
|---|---|
| 抽出部位 | 花（半乾燥させた花） |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 心へのはたらき |
心を落ち着かせます。 緊張、ショック、怒り、恐怖、不安、不眠、かんしゃく、躁状態、自律神経のアンバランスなど。 |
| 体へのはたらき |
炎症を鎮める作用があります。月経時のトラブルに役立ちます。更年期の症状を緩和します。痛みを鎮めます（頭痛、偏頭痛、歯痛、耳痛、神経痛、リウマチ、鈍い筋肉痛）。肝臓強壮作用、消化器系のトラブルに役に立ちます。 アレルギー性鼻炎、花粉症、嘔吐、むねやけ、胃酸過多、鼓腸など。 |
| 肌へのはたらき |
皮膚軟化作用と保湿作用があります。炎症の鎮静（火傷、敏感肌、にきび）。 じんましん、アトピー性皮膚炎、湿疹、かゆみ、しみ、そばかす、クマなど。 |
| 注意事項 | 通経作用があるので、妊娠初期の数ヶ月は使用を避けましょう。 |
| ブレンドファクター | （Ｂ・Ｆ１） |
カモミール・ローマンを使ったアロマのレシピ
しっとりローション
皮膚を柔らかくし、うるおすのに役立つローションのレシピです。この精油は鎮静作用も高いので、リラクゼーションもかねての日々のスキンケアにいかがでしょうか。
レシピ
精製水５０ｍｌにグリセリン小さじ１/２を入れた基材に、カモミールローマン１、ローズウッド４、ラベンダー５を落としよく振ります。
使うたびによく振ってお使いください。（基材のほとんどが水のため、精油の脂分が上に浮いてくるため）
※ご自身での活用のみでお願い致します。
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