ストレス管理のための精油リスト
ここでは、ストレス管理に適した精油（エッセンシャルオイル）のご紹介をしています。日々のストレス緩和の参考にしていただければと思います。
- イランイラン キーワード＝自信
名前は「花の中の花」という意味。エキゾチックで温かい香りは、自信をつける働きをします。- こんな場合に・・・よそよそしい、怒り、威張り散らす、要求が強い、現実との隔たり、罪悪感、敵意、短気、内向性、不合理、無責任、嫉妬、恐れ、対人恐怖、抑圧、恨み、頑固、自信のなさ、利己的、自分の価値が自覚できない、まじめすぎる、恥辱、あがりやすい。
- 体の症状・・・肉体的ストレス、動悸
- オレンジ キーワード＝輝き
心を愉快にする温かい性質のオイルです。倦怠感やうつ病によく効きます。- こんな場合に・・・非難がましい、自己防衛過剰、鈍い、エネルギーがない、希望のない感じ、ユーモアがない、マイナス思考、コントロ－ルしすぎる、受身の性格、完全主義、悲観的な性格、利己的、まじめすぎる、頑固、不機嫌、活力がない。
- ローマン・カモミール キーワード＝痛みを和らげる
ローマン・カモミールはとても役に立つエッセンシャルオイルです。
抗炎症作用があり、体の痛みを和らげ、感情を鎮めます。- こんな場合に・・・胸騒ぎ、平静になれない、興奮しすぎる、落ち着きがない、かんしゃく持ち、心が安らかでない、心配ごと。
- 体の症状・・・腹部膨満感、おでき、皮膚炎。
- カルダモン キーワード＝亢進
胃腸の病気によく効く、スパイシーで温かい性質のエッセンシャルオイルです。
体内の病気をもっと広く意識できるようにし、オープンな心を持つ手助けをします。- こんな場合に・・・混乱、融通が利かない、善悪を決めつける。
- クラリセージ キーワード＝多幸感
陽気にする作用があり、ナッツのような温かい香りがします。
筋肉をリラックスさせるので、月経前緊張症の治療に用いられます。- こんな場合に ・・・ 強迫観念、うつ病、消耗、物憂さ、神経質、固定観念、分析的すぎる、月経前緊張症。
- グレープフルーツ キーワード＝解き放つ
ぐずぐずと決心のつかない人や、変化を受け入れられない人に役立ちます。
生き生きとした強い香りが、気持ちを明るくします。- こんな場合に・・・苦い思い、頭がはっきりしない、混乱、落胆、羨望、欲求不満、感謝の心がない、優柔不断、時間の管理ができない、だらだらした生き方、目的意識がない、恨み、自己憐憫、過去についての心配事。
- サイプレス キーワード＝収斂させる
サイプレスの収斂作用は、身体の調子を整えて張りを持たせるために計り知れない価値があります。
地中海地方に自生するイトスギの葉と実を蒸留して採れるオイルです。- こんな場合に ・・・ 口数が多すぎる、活気がない。
- 体の症状・・・喘息、むずむずする乾いた咳、ふけ、脂ぎった頭皮、月経過多、発汗過多、頻尿。
- サンダルウッド キーワード＝表現する
サンダルウッド（びゃくだん）は、自己表現の手助けとして伝統的に用いられているハーブです。
喉の症状によく効きますが、皮膚にも効果があります。
インドのマイソールなどで産出し、香木特有の甘い香りがします。- こんな場合に・・・攻撃性、自己主張できない、不器用、これから起こることへの恐れ、争いへの恐れ、善意を信じられない、心痛、失敗への恐れ、貪欲、謙遜の心がない、感受性がない、直感力がない、物憂さ、忍耐力がない、立腹しやすい、安心感がない、自己中心的、自己批判しすぎる、独善的、感受性が高すぎる、知恵の不足。
- 体の症状 ・・・ 皮膚の乾燥、喉の乾燥、声がれ、失声。
- シダーウッド キーワード＝着実にする
シダーウッドを吸入すると、心を着実にする効果があります。エジプトでは薬用の歴史が長く、快いスモーク臭があります。- こんな場合に ・・・ 考えがまとまらない。
- 体の症状 ・・・ 喘息、ふけ、脂ぎった頭皮や皮膚
- 注意事項 ・・・ 妊婦には使用できません。
- ジャスミン キーワード＝亢進
感情をオープンにし、感受性を高めます。｛フラワーオイルの王者｝にふさわしいエキゾチックな香り。- こんな場合に ・・・ 能力への疑い、無感動、退屈、これから起こることへの恐れ、人付き合いがうまくできない、確信がない、現実との隔たり、感情が表現できない、抑制、内向性、嫉妬、善悪を決めつける、けち、分析的すぎる、受身の性格、疎外感、硬直した考え、悲しみ、隠し立てする、内気、自発性がない、感情を抑えつける、愛されていない感じ、引っ込み思案。
- ジュニパー キーワード＝浄化
血液浄化作用を利用します。ジュニパーの果実を蒸留して採れるエッセンシャルオイルです。- こんな場合に・・・責任への恐れ、沈着冷静でない、怠惰、倦怠、感受性がない、意欲が無い、感受性が高すぎる、立腹しやすい、スタミナがない、精神的な弱さ。
- 体の症状・・・けいれん、二日酔い、むくみ、過少月経。
- 注意事項・・・妊婦には使用できません。
- ゼラニウム キーワード＝バランスをとる
さまざまな皮膚病に効き、リンパ系への刺激作用があります。
他のエッセンシャルオイルとよくブレンドし、身体と心の両方のレベルで極端にならないようにバランスをとります。- こんな場合に・・・ぎすぎすしている、過度の執着、バランスが取れない、極端な感情、調和がとれていない、節度が無い、気分の揺れ、パワーを出しすぎる、口数が多すぎる、寛容でない、仕事中毒。
- 体の症状・・・皮膚炎、更年期、月経不順。
- ティートリー キーワード＝殺菌力
薬のような強い香りがあり、抗菌、抗ウイルス、抗真菌作用を持っています。免疫系に対する強力な賦活剤として働きます。- 体の症状・・・おでき、応急手当、呼吸器と喉の感染症。
- ネロリ キーワード＝ストレス緩和
ストレスやショックに良く効くオイルです。オレンジブロッサムという名でも知られ、じつに香り高いアロマが心を落ち着かせます。- こんな場合に・・・心痛、未来への恐れ、ヒステリー、喪失感、働きすぎ、悲観的な性格、圧迫感、落ち着きがない、ショック。
- パイン キーワード＝はっきりさせる
松の葉からとれるスコッチパイン・オイルは、すぐれた吸入剤になり入浴に用いても元気がでます。- 体の症状・・・弱々しい感じ、呼吸器感染症。
- パチュリー キーワード＝突き抜ける
気長に治療しなくてはいけない頑固な症状に効きます。インドの伝承医学で広く用いられ、ジャコウのような甘い香りです。- こんな場合に・・・不安な予感、強迫観念、権力欲。
- ブラックペッパー キーワード＝突き抜ける
ブラックペッパー・オイルは、熱感のある刺激作用により、どん底の状況を突き抜けて変身することを助けます。最も古くから知られたスパイスのひとつで、インドでは4000年前から使われていました。- こんな場合に・・・無力感、行き詰まった感じ。
- 体の症状・・・便秘。
- フランキンセンス キーワード＝若返り
フランキンセンス（乳香）は、北アフリカ産の低木の樹脂から抽出されるオイルです。
スパイシーで温かな香りがあり、肌の手入れや、意識を集中させる手助けに、また熱病の薬として、古代から使われています。- こんな場合に・・・不安な予感、自己主張できない、決意がない、勇気がない、自制心がない、信念がない、内面的な力の弱さ、不安定な感じ、親しくなることへの恐怖、気おくれする感じ、喪失感、意欲がない、神経質、悪夢、警戒しすぎる、忍耐力がない、所有欲、保護に頼っている、疎外感、若返りが必要な状態、皮肉屋、安心感がない、自分を受け入れられない、自己批判、自己欺瞞、自分の価値が自覚できない、恥辱、安定感がない、スタミナがない、猜疑心、恐怖、信頼されない恐れ、原因不明の精神的な弱さ、知恵の不足。
- 体の症状・・・失神、瘢痕
- ペパーミント キーワード＝冷やす
胃腸薬として用いられ、アスピリンの代用にもなります。暑い夏の日には浴槽に一滴たらして入浴するとさっぱりします。足の疲れに、足浴として素晴らしい効果があります。- こんな場合に・・・ぐずぐずする。
- 体の症状・・・痛み、うずき、悪心、乗り物酔い。
- ベルガモット キーワード＝陽気にする
うつ病や不安に効きます。気分を明るくする軽い香りです。- こんな場合に・・・不安、落胆、マイナス思考、固定観念、自信がない、自発性がない、生気がない、協調性がない。
- 注意事項・・・用いて３時間は、直射日光や太陽にあたらないこと
- ベンゾイン キーワード＝痛みを和らげる
温かな性質で痛みを和らげる、浸透力の強いオイル。治癒の遅い症状に良い。特に肌の乾燥とひび割れに効果が高い。- こんな場合に・・・要求が強すぎる、孤独、悲しみ。
- 体の症状・・・乾燥肌
- マージョラム キーワード＝リラクゼーション
温かな性質のオイルで、筋肉のけいれん、痛み、捻挫に良く効きます。- こんな場合に・・・活動過剰、節度がない、パワーを出しすぎる、リラックスできない、行き詰った感じ、緊張。
- 体の症状・・・けいれん
- 注意事項・・・妊婦には使用できません。
- ミルラ キーワード＝樹脂
口と喉の症状に適しています。ミルラ（没薬）はフランキンセンス（乳香）と並ぶ最古のエッセンシャルオイルで、宗教的な意味合いがあります。
古代ギリシャの戦士は、戦場にミルラを持参して傷の手当をしたそうです。- 体の症状・・・乾いた咳。
- 注意事項・・・妊婦には使用できません。
- メリッサ キーワード＝はぐくむ
穏やかな強壮作用があり、アレルギーに効果があります。パラケルススが「生命の霊薬」と呼んだハーブです。
レモンバームという別名でも知られています。生命を育む力や、直観力など、女性らしい特質を増進します。- こんな場合に・・・依存症、アレルギー、懸念、謙虚の心がない、孤独、郷愁、疎外感、ショック、猜疑心。
- 体の症状・・・月経不順。
- ユーカリ キーワード＝呼吸器系
強い殺菌作用があり、吸入剤や胸に塗る薬として広く用いられています。
ユーカリの木はとても丈が高く、樹木全体が芳香を放ちます。- 体の症状・・・喘息、風邪、気道感染症。
- 注意事項・・・ホメオパシー治療中の人には使用できません。
- ラベンダー キーワード＝免疫
家庭の救急箱に欠かせない、とてもよく知られたエッセンシャルオイルです。
様々な症状に効果があり、心のバランスにも役立ちます。- こんな場合に・・・不安、失敗への恐れ、活動過剰、ヒステリー、アンバランス、免疫系、短気、不安定感、不眠、いらいら、不合理、気分の揺れ、働きすぎ、パニック、所有欲、権力欲、圧迫感、リラックスできない、あがりやすい、緊張、寛容でない、心が安らかでない、仕事中毒。
- 体の症状・・・禿頭、免疫系、喉の痛み、こわばり、皮膚炎、湿疹、かゆみ、瘢痕、応急手当。
- レモン キーワード＝リフレッシュ
シャープな香りが心をリフレッシュさせ、物憂さを晴らします。エッセンシャルオイル1キロを作るには、シシリー産のレモンの皮が３０００個分も使われます。- こんな場合に・・・当惑、複雑さ、誤解されたような感じ、活気がない、生気がない、活力がない。
- レモングラス キーワード＝強化する
野草から採れるエッセンシャルオイルで、特に神経系によく効きます。レモン・シャーベットに似た強い香りが魅力的です。- こんな場合に・・・退屈、集中力がない、創造性がない、怠惰、若返りが必要な状態、不機嫌。
- 体の症状・・・けいれん。
- ローズウッド キーワード＝リフレッシュ
心地よいエッセンシャルオイルです。深く作用して心身を落ち着かせ、創造性を高めます。- こんな場合に・・・称賛を求める、挑戦的、コントロールしすぎる、欺瞞、劣等感、完全主義、落ち着きがない、皮肉屋、安定感がない、自分が評価されていない感じ。
- ローズオットー キーワード＝浄化
ローズオイルは、心と体の浄化に優れた作用があります。
頑固な症状があるときに、変化を促す働きをします。花の女王と呼ばれています。- こんな場合に・・・依存症、アレルギー、議論したがる、執着、生別・死別、固執、懸念、支配欲、羨望、悲嘆、敵意、不誠実、郷愁、浄化が必要な状態、後悔、疎外感、悲しみ、自己認識がない、自己中心的、独善的、まじめすぎる、恐怖、人付き合いが嫌い、許そうとしない、原因不明の恐れ、愛されていない感じ、理不尽、過去についての心配ごと。
- 体の症状・・・二日酔い。
- ローズマリー キーワード＝活発にする
浸透力があり、心身を活発にするオイル。- こんな場合に・・・意識が鋭敏でない、無感動、退屈、はっきりしない、方向感覚がない、消耗、疲労困憊、物忘れ、論理的でない、優柔不断、倦怠、月曜の朝の無気力感、意欲がない、客観的になれない、時間の管理ができない、皮肉屋、活気がない、グズグズする。
- 体の症状・・・禿頭、悪寒、便秘、ふけ、乾いた頭皮、けいれん、失神。
- 注意事項・・・妊婦には使用できません。
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