地面を這うように育つ多年草で、かわいらしく可憐な白と黄色の花を咲かせる姿が香りの芝生とも呼ばれます。
リンゴのようなフルーティーな香りで、ギリシャ語の「地面のリンゴ」はここからきています。
根っこが強く、生命力の強い植物ですが周囲の草花にもよい影響を与えるコンパニオンプランツとしても有用されているので、「動物のお医者さん」の名を持ちます。
そんなローマンカモミールのイメージは、「愛情にあふれたお母さん」です。
弱った植物の近くに植えることで元気を取り戻させたり、自らにアブラムシを引き寄せて他の植物を守ったりと、自分の周囲を幸せにするために尽くし、その成長を見守ってくれるような、そんな温かいイメージを持っています。
緊張やストレスで眠れない時、頭痛や腹痛の時など、お母さんのぬくもりに包まれ心に穏やかな優しさと安心感を感じさせてくれる香りです。
成分:約80%をエステル類(鎮静、鎮痛、抗炎症、中枢神経抑制・・・)が占めています。