精油のエネルギーは、チャクラ(人体のエネルギーセンター)にも働きかけることができます。
チャクラは体中にありますが、肉体と魂を繋ぐ主要なエネルギーセンターは、背骨に沿って縦に7つ並んでおり、人体のみならず、人生の様々な側面に関係しています。
特にハートのチャクラは、上位と下位のチャクラのバランスが保たれるところで、「愛」の表現能力の本質的部分をつかさどっているといわれ、言わば愛のエネルギーセンターです。
ハートのチャクラに働きかける精油はいくつかありますが、今日は、イヌラをご紹介したいと思います、一般にはなかなか馴染みのない精油です。
その色は、透きとおるような淡いブルーですが、香りはしっかりしています、嗅ぐと胸から背中にかけて突き抜け、ハートが拡がる感じがします。
パトリシア・デービス著 「聖なる香り サトル・アロマテラピー」の中の一節ですが、イヌラを次のように紹介しています。
聖なる香り サトル・アロマセラピー―香りの波動があなたの心と体をヒーリング
パトリシア・デーヴィスのサトル・アロマテラピー―エッセンシャルオイルを使ったスピリチュアルな癒し
・・・・・このオイルは、自分に与えられた才能を認識することを恐れ、その能力を発揮していない人に、十分にその天からの贈り物を生かせるよう、精神的勇気を与え助けてくれます、また太陽神経叢のチャクラと胸のチャクラの間のエネルギーの流れが悪い時は、ふたつのちょうど真ん中あたりにつけて、ブロックを取り除いてください・・・・・(一部抜粋)
ハートのチャクラは、エネルギーのバランスが乱れると、心臓、気管支、肺、乳腺などの各器官に影響がでますが、イヌラの化学成分による体への働きは、心臓強壮作用、気管支炎、肺気腫、心臓の疲労、乳腺症(NADO ケモタイプ精油事典参照)・・・などがあげられ、肉体とエネルギー体への働きが重なっています。
「イヌラ」
科名 キク科
蒸留部位 花と茎葉
産地 フランス
主要成分 酢酸ボルニル、ボルネオール、カンフェン・・・など。
香りの特徴 樟脳臭の中にほのかにフローラル調を感じる甘いやさしい香り。
注意事項 アレルギー体質の人は過敏反応を起こす場合があります。
(NADO ケモタイプ精油事典参照)