ミルラ
カタルに有効でジクジクした傷の治療に最適な精油、気丈にさせる香り
特徴
トゲをもつカンラン科の低木で、樹皮から赤褐色の樹脂が染み出ます。古代では貴重な香料で、病から人々を救う医者の象徴だった樹木で、キリスト誕生の際は、東洋の使者から医者のシンボルとして贈られました。エジプト時代でのミイラ作りの際も使われ、ミイラの語源はこのミルラだと言われています。
科名 | カンラン科 |
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抽出部位 | 樹脂 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法、有機溶剤法 |
心へのはたらき | 気丈にさせ、気分を高揚させます(無気力な時)。 |
体へのはたらき | 肺や気管支の粘膜が過多になったときに有効です。口腔と歯茎のあらゆる不調に有効です(口内潰瘍、歯肉炎、歯槽膿漏)。白血球を活性化させ、病後の回復に役立ちます。婦人科のトラブルに役立ちます(白帯化、カンジタ性膣炎、子宮強壮)。健胃、収斂、デオドラント作用があります。 |
肌へのはたらき | 皮膚を保護する力がとても強力です(ただれ、床ずれ、腫脹、潰瘍、しわ)。殺菌、殺真菌、消炎、癒傷作用があります。粘膜を乾燥させます (ヒビがきれた湿った肌、ジクジクの水虫)。 |
注意事項 | 通経作用があるので、妊娠中は使用を避けましょう。 |
ブレンドファクター | (B・F1) |
ミルラを使ったアロマのレシピ
色々
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