ヤロウ
収斂作用が際だつ精油、造血作用と婦人科への作用も見逃せない
特徴
草丈60~80cmになる多年草で、学名のアキレアはギリシア神話で戦いで受けた傷をこのハーブで癒したとされるアキレスに由来します。北米の先住民のチェロキー族はヤローの浸剤や煎剤を風邪や胃腸の症状に用いた歴史が残されています。このハーブを特徴づける成分はアズレン前駆物質を含む精油と苦味質、それにアピゲニンなどのフラボノイド類と言えるでしょう。
科名 | キク科 |
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抽出部位 | 花 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
心へのはたらき | 気力が衰えた時、やる気を取り戻させてくれる働きがあります。 |
体へのはたらき | 血液の更新を促進します。女性の生殖器に有効です。更年期の各種障害を緩和します。消化吸収、鎮痛、胆汁分泌促進、鎮痛(リウマチ痛、頭痛、腰痛)作用があります。 |
肌へのはたらき | 消炎(あかぎれ、潰瘍、切り傷)、収斂(脂性肌)作用、止血作用があります。頭皮のトニックになります(ヘアの成長促進、脱毛)。 |
注意事項 | 強力な精油なので妊娠中は使用を避けましょう。多量に用いたり、長期にわたり用いると頭痛を起こすことがあります。敏感な肌を刺激することがあります。 |
ブレンドファクター | (B・F1) |
ヤロウを使ったアロマのレシピ
色々
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