ラベンダー
最も用途の広い精油、リラックス効果が循環器・消化器・筋肉、精神にバランスを取り戻す
特徴
地中海沿岸に自生するシソ科の多年性半低木で、清楚な芳香を放つ青い花をつけます。野生種は、株も花も小さめですが、その香りはとても力強いものです。ラベンダーの語源はラテン語のラワーレ(洗う)に由来し、古代ギリシアの時代から怒りや執着を鎮め、心身の浄化に用いられてきましたが、含まれる成分は多く、鎮静作用だけでなく、抗痙攣、鎮痛、抗菌など日々の生活においての万能薬と言われます。
科名 | シソ科 |
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抽出部位 | 花と葉(花の穂先) |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
心へのはたらき | 精神を浄化し穏やかな気持ちにさせます(怒り、心労、躁鬱)。 |
体へのはたらき | 循環器系を鎮静する作用があります(高血圧、頻脈、心悸亢進、不眠、強心作用)。殺菌消毒・抗ウィルス作用、鎮静・鎮痛・鎮痙作用(リウマチ、捻挫、筋違い、痙攣、頭痛)、通経・利尿作用があります。苦痛の緩和、吐き気・嘔吐に役立ちます。 |
肌へのはたらき | 健康な新しい細胞の成長を促します。急速な治癒を促し、瘢痕を防ぎます。真菌の症状に役立ちます(水虫、白癬)。殺菌・癒傷作用があり、湿疹・乾癬にも役立ちます。 |
注意事項 | 通経作用があるので、妊娠数ヶ月は使用を避けましょう。低血圧の人は、感覚が少し鈍化し眠くなるかもしれません。 |
ブレンドファクター | (B・F7) |
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